摺上川

ashtetsujp

2008年03月16日 18:00

3/16 晴れ (摺上川)
メンバー Take&Jet、ROMI&モモ、元ちゃん、Solaさん、Tetsu

福島県の北部に位置する摺上川のダウンリバーです。その摺上川ですが、全然情報がありません。
元ちゃん、solaさんから誘われていましたので、
水の少ない冬にどのような川かを確かめながらダウンリバーをしたいと思っていました。
そして私の骨折が癒えてようやくダウンリバーの運びとなりました。
今回は関東からTakeとROMIさんも参加です。

3/13に水位を元ちゃんに確認してもらった段階ではダウンリバー不可の水量でしたが、
14日に降った雨のおかげでダウンリバー可能水位になりました。

今回は川の情報がないので、スカウティングや歩きが必然的に多くなります。
そのような行程ではダッキーが有利なのでもちろんダッキーで行きます。
スタートしてすぐの3段の瀬は見た目よりも面白く、一気にテンションが上がります。
そして瀞場と瀬がちょうどいい間隔にあるので十分楽しめます。

最初の数百m下った段階でこの摺上川が好きになってしまいました。

高低差のある瀬で岩を避けながらダウンリバーするのは本当に久しぶりです。

楽しい時間は早く過ぎるもので、あっという間に堰堤に到着して、前半が終了です。
この堰堤で発電用の取水で余った水だけが流れていきます。
ポーテージ後ダウンリバー再開しますが、すぐに浅くて引っかかり歩きが増えていきます。

スカウティングをしながら長い瀬を終えると、滝が見えてきました。
その後には下見したときの落ち込みが待っています。この落ち込み上から見ると激しそうに見えましたが、
近くに行くと落ち込みが緩やかなので楽勝です。
ただし、落ちた後に岩が出ているのでそこで引っかかるくらいです。

その後は引っかかって、歩いての繰り返しでみんな疲れだしてきました。
そういう時はやることもいい加減になってきます。
時間も予想以上に押してきたので、「次からはスカウティングをしないで突っ込んじゃおう」なんて話をして、
私が先頭で瀬に突入しました。
瀬の終わりにある落ち込みに突入する前に、一生懸命流れの先を見ようとしますがよく見えません。
本能的にスカウティングするべきだと思い、上陸して瀬の終わりが見えるところまで走っていくと「シーブ」が見えます

あまりにやばい代物があるので、ポーテージしなくてはいけないと、
後続を確認するとまだ私が上陸した場所まで到達していませんので、
急いで元の場所に引き返して上陸を促します。
私は「シーブ」と言って上陸するように言っていたのですが、「死ぬ」というふうに聞こえていたようです。
まあ、あのまま突っ込んだら運がよければ生きているレベルなので同じもんでしょう。
ポーテージを済ませて、穴原温泉を通過していきます。
後は小さな堰堤があるので、ちょっと下見しながら落ちれる場所を探していると、
そのまま流れに引きずられ横向きで落ちてしまいました。

水が少なくてバックウォッシュがたいしたことなかったためにつかまらずに抜けられたので、
みんなは正面からスピードを出して降りてきます。
そしてゴール地点から見える瀬に突入です。
下から見たときはたいしたことないように思っていたのですが、予想外に高低差がある瀬でゴールになりました。

5時間ほどのダウンリバーが終わり、後はゴールの穴原温泉に入浴です。しかしここら辺一帯の温泉は熱すぎて入浴できません。痛いのを我慢しても10秒が限界です。

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